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M&A支援実績 合同会社キューオーエル様(宮崎県)


「セカンドライフ見据えてM&A 肩の荷が降りて”笑顔増えた”」
調剤薬局をはじめとした医薬品関連総合事業を営む企業(エリア:西日本)へ
合同会社キューオーエル(エリア:宮崎県宮崎市)を譲渡された、
元オーナーの杉本靖子さんに、譲渡を決意された当時の経緯や心境についてお話いただきました。
※CBパートナーズのコーポレートサイトより一部抜粋


■M&Aを決断した理由

M&Aを決断したのには幾つか理由がありました。まず肉体的・精神的な負担の大きさ。
スタッフは在宅医療への抵抗感が強く、私一人がカバーするほかありませんでした。
もう一つが家庭環境の変化です。宮崎に薬局を開いたのは高齢な両親がそばにいたいからでしたが、相次いで他界しました。
こうした中、子どもたち2人も県外の大学や高校にそれぞれ進学し、ここにとどまる理由がなくなったのです。
とても過酷な業務にどこまで対応していくのかを考えたとき、
「セカンドライフを視野に暮らし方を変えたい」という気持ちが強くなりました。


■M&Aに感じた不安

M&Aを具体化させるに当たって特に不安だったのは、売却の方針をスタッフにいつ、どのように伝え、
引き継ぎ後のフォローをどうすればいいのかということと、自分たちの薬局の価値をどう見極めればよいのかということ。
スタッフに関しては、従来の待遇で雇用を継続してくださるという譲渡先のスタンスを確認できたので、
譲渡契約が成立する直前の段階で説明し、理解を得ました。
価格交渉では、CBパートナーズに私の希望額をまず伝えました。一方、資産価値の審査(デューデリジェンス)では、
どのような調剤報酬を届け出て、在宅や外来の処方せんをどれだけ受け付けているかなどが判断基準にされました。
交渉は、私の希望額を踏まえ、金額の落としどころを見極めていくようなイメージです。
交渉をどう進めればいいのか、CBパートナーズにはいろいろとアドバイスしていただき、とても助かりました。


■譲渡後

子どもたちには、「笑顔がすごく増えたね」とよく言われます。
オーナーのころには、携帯電話がいつ鳴るかいつも気を張っていて、寝ても覚めても仕事のことが頭から離れませんでした。
今は肩の荷が下りて、気持ちに余裕ができたのかもしれません。
オーナーのころよりも収入は減りましたが、決断はやはり正解だったと感じています。
現在は薬局の運営会社に再就職し、事業譲渡された薬局へのアフターフォローを任されています。
引き継ぎ後、新たな会社に運営を移行させるまでの数カ月間、自分たちがこれからどうなるのか、特にスタッフは不安を抱きがちです。
それを少しでも和らげ、支援していきたいと思っています。

 

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