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調剤薬局でも取得できる!専門性を活かした認定薬剤師②


本日は
「調剤薬局でも取得できる!専門性を活かした認定薬剤師」第2弾です!

調剤薬局に勤務しつつも取得ができる、専門性の高い資格はまだまだあります。
今回紹介するのは、【外来がん治療認定薬剤師】です。

がん治療は、入院から外来での化学療法にシフトしてきており、
さらに経口抗がん剤も増加しているため、院外処方箋の応需により
保険薬局ががん治療に携わる機会が増えてきていることが創設の背景の1つです。

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外来がん治療認定薬剤師(平成25年度創設)
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◆設立の目的◆
外来がん治療を安全に施行するために
薬剤師が担うべき役割を理解し、その知識を習得した薬剤師、
地域がん医療における保険薬局の役割を理解し、
患者とその家族をトータルサポートできる薬剤師の養成を目的としています。

◆認定要件◆
1. 日本国の薬剤師免許を有し、薬剤師として優れた人格と見識を備えていること
2. 薬剤師としての実務経験を3年以上有すること
3. 日本臨床腫瘍薬学会の正会員であって、申請の時点で会費が未納でないこと
4. 日本病院薬剤師会生涯研修履修認定薬剤師、薬剤師認定制度認証機構により認証された
 生涯研修認定制度による認定薬剤師、日本医療薬学会認定薬剤師、
 日本薬剤師会生涯学習支援システム「JPALS」クリニカルラダーレベル5の
 いずれかの認定を取得していること
5. 日本臨床腫瘍薬学会が認定するがん領域の講習または研修を60単位以上履修していること
6. 外来のがん患者のサポート事例を10例提出すること
7. 日本臨床腫瘍薬学会が実施する外来がん治療認定薬剤師認定試験に合格すること


医療法上、広告が可能な薬剤師として唯一の資格が『がん専門薬剤師』です。
『がん専門薬剤師』ときくと、非常にハードルが高く
保険薬局で勤務される方々の中には無縁に感じている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、このがん治療の領域において、保険薬局薬剤師に対する新たな役割が求められています。

保険薬局においては、病院と連携を図りながら治療スケジュールの設計、
見直し、問題点の追求を行い、経過情報を病院にフィードバックしていきます。
病院薬剤師と保険薬局薬剤師が密な連携をはかることで
より適正な治療へとつながっていくのです。

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平成31年4月末時点で、認定者は777名です。
うち、調剤薬局に所属されている方は、まだ60名強となっています。
日本臨床腫瘍薬学会では中長期ビジョンとして、2024年までをめどに
病院薬剤師1,000名程度、薬局薬剤師3,000名程度の認定薬剤師を輩出したいと考えています。

がん治療に関わる3つ目の認定資格である外来がん治療認定薬剤師は
薬局薬剤師にも広く門戸が開かれているのです。

この資格を積極的に活かしていくのであれば、
外来化学療法を行っている医療機関の門前薬局がお勧めです。

将来このような分野に興味がある薬学生さんであれば
上記のような店舗が自社にあるかどうか、というのも職場選びのポイントの1つになるでしょう。
ぜひ参考にしてみてくださいね。