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調剤薬局でも取得できる!専門性を活かした認定薬剤師①


本日のテーマは
「調剤薬局でも取得できる!専門性を活かした認定薬剤師」です。

認定薬剤師といえば、
「がん薬物療法認定薬剤師」
「妊婦方・授乳婦薬物療法認定薬剤師」
など、
特定の医療機関で勤務していないと取得できない・・・というものをイメージされている方も多いと思います。

薬学生の皆さんの中にも、
「専門性を極めたいなら、病院に行かないと」と考えている方がいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、必ずしもそうではなく
近年ではその多様な医療ニーズに合わせて、保険調剤薬局で働く薬剤師も取得可能な様々な認定薬剤師が誕生しております。


その一例として、本日は以下の認定薬剤師についてご紹介いたします。


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小児薬物療法認定薬剤師(平成24年創設)
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◆設立の目的◆
小児科領域において
医薬品に関わる専門的立場から
医療チームの一員として
小児薬物療法に参画するための
能力と適性を備え、
さらに患児とその保護者等に対しても
適切な助言および行動ができる薬剤師の養成を目的
(公益財団法人日本薬剤師研修センター HPより)

◆認定要件◆
1. 「小児薬物療法研修会」における研修を修了し、試験に合格していること。
※研修の受講資格は保険薬局または病院・診療所での実務経験が3年以上あり、現に保険薬局または病院・診療所に勤務している薬剤師

2. 日本薬剤師研修センターに登録された、小児科病棟で薬剤管理指導業務が実施されている病院において1日(原則6時間)の小児関連実務研修を修了していること。


2019年6月30日時点で、認定者は838名となっておりうち274名が保険調剤薬局勤務者です。

「医療チームの一員として小児薬物療法に参画」という文面を読むと、本当に調剤薬局では活かせるの?と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが活用の場面は勿論あります。


例えば、
お子様の中には薬の成分に
アレルギーを持つ方もいるため

多くの薬と比較検討をし、
添加物も何が含まれているかチェックした上で

ドクターに採用薬について提案し、
副作用のリスクを未然に排除する
ことも求められます。

また、
お子様の心理を踏まえた
コミュニケーションスキルも重要となり

服薬指導に多いに活かすことが可能です。
無理やり飲ませる、美味しいと嘘をつく、のではなく治療にどう必要なのか、ということをわかってもらえるようにきちんと話をすることが大切なのです。

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多くの薬剤師さんの転職活動のご支援をさせて頂く中で「資格取得や、専門性アップのためには病院に転職すべきですよね?」
という質問を多く受けてきました。

答えとしては、決してそうではありません。

薬学生の皆さんも
どんな可能性があるのか、どんな道があるのか、
是非調べてみてくださいね。