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お客様の声

<インタビュー>ご縁を大事にする思いで地域に根差して40年、施設在宅のご縁、つながりました。

有限会社エル


広島県は福山市で40年間、地域に根差したエル薬局様。その経営者様の一言は、まさに現在、薬局業界の経営に携わる方が肌で感じているものを端的に表しています。女性にとって働きやすい職場づくりを皮切りに、宇宙戦艦ヤマト2202とのコラボなど種々の経営努力を行ってきたからこそ、必要な「攻め」の経営を目指します。一方で、地域に根差し、丁寧なお仕事とご縁は変わらずに大事にしていく。そんなエル薬局様に、本日はお話を伺いました。

法人名

有限会社エル

氏名

村上 祥子 様 藤井 智哉 様

在宅を始めたいが、きっかけがない。在宅を任せられる薬剤師はいるのに

―地域連携支援サービスをご利用前の状況をお聞かせください。

村上様:
ここ何年か、処方箋を「待つ」だけの経営、受け身の経営では、
この先の社会で生き残れないと考えていて、在宅を始めることが選択肢の一つにありました。

実際、過去に先生からの紹介があって、在宅を一件始めようとしていましたが、見送りになった経緯があります。

その後、何を取っ掛かりに在宅を始めようかと悩んでいました。
そうして悩んでいる時に、CBコンサルティングからお話をいただきました。

―在宅を始めよう、という考えが、御社の経営方針にあったということでしょうか?

村上様:
話にはありましたね。
藤井が管理薬剤師になって以降、その議題は常に上がっていたと思います。

藤井様:
そうですね。日頃話していました。
私は以前、病院薬剤師として5年ほど在宅訪問をしていた経験があり、
その経験を活かして、エル薬局でも在宅を始めたいという思いがありました。

村上様:
来年度4月からの新卒薬剤師を採用しましたが、教育は藤井に任せ在宅経験を積んでもらいたいと思っています。

有限会社エル様調剤受付風景

コロナ禍で減少した処方箋枚数、ならばマンパワーを他で活用しようという発想の転換

―地域連携支援サービスをご利用になる前の課題は、何でしょうか?

村上様:
処方箋枚数が減っているということが一番の問題でした。
ただ、枚数が減っているということは、それだけ手が空いているということです。

その余力を他に回すことができないかと考えていました。

―地域連携支援サービスをご利用になった背景は、薬局が受ける処方箋枚数の減少でしたか。
 経緯としてはどういった流れでしょうか?

村上様:
昨年からCBコンサルティングの担当者とお付き合いさせていただいているのですが、
担当者の人柄がよくて、長く続いています。
冬頃に、企業診断というサービスで会社を分析して頂いたのですが、参考になりました。

仮に企業診断がなくとも、ご縁があると思っていまして、
地域連携支援サービスを受けようとは考えていました。

企業診断で良いきっかけをいただいたので、動きやすかったのもあります。

―動きやすい、といえば御社のお取り組みは興味深いものがたくさんありますね。

村上様:
「時代は変化し続けている。
止まっていないで、やりたいことがあるならどんどん挑戦してみなさい」
と、社長が仕事を任せてくれますので、スタッフみんなが積極的にアイデアを出し合う社風が育っています。

あなたの個性が活きる場所」というスタッフ募集のキャッチコピーの通りです。

宇宙戦艦ヤマト2202とのコラボで、広報科クルーになったり、おくすり手帳を作ったり、Twitter投稿を面白くする、絵が上手な美術スタッフが黒板に絵を描いたりなどもその一環です。
実は薬剤師募集ポスターやおくすり手帳のレイアウト、ガラスアートなどもそのスタッフが制作しています。

色々な取り組みも全てご縁があってのことだと思っています。

有限会社エル様宇宙戦艦ヤマトおくすり手帳

地域に根差して、浸透して、広げた枝の木漏れ日は丁寧に、大事に

―弊社サービスを導入されてからどのような変化がありましたか?

村上様: 毎月、CBコンサルティングの担当者がいらっしゃるので、
私たちも何かしらの結果を出そうと努力しているのが、変化となっています。

CBコンサルティングとお互いに良い報告ができるよう考えて動いています。
・新しいポップを作りました
・在宅専用の車を注文いたしました
などですね。
本気で動いていこう、という気持ちになります。

親子3代4代くらいでずっと地域にいますので、
自社の名前を言ったら「あそこの薬局だよね」とわかるように、これからもしていきたいです。

―将来のご展望についてお話を伺えますか?

村上様:
在宅を広げていきたいと思います。
一方で、丁寧な仕事は徹底していきたいと思っています。

大きくなったからと言ってサービスが薄くなったとならないように、
「規模を広げてチェーンだよね」と言われたくないので、
一つずつ着実にお客様と向き合って、お薬を提供していくという心づもりで行きたいと考えています。

人員が潤えば規模を広げてという気持ちもありますが、単純に数がいればいいというものでもありません。
やはり様々なご縁があって、同じ志を持ってという気持ちや感覚を大事にしたいと思います。

有限会社エル様調剤室風景

CB担当者に満足、薬局様側が在宅を始めるための準備資料やマニュアルがあるとなお◎

―さいごに、弊社のご感想をお聞かせください。

藤井様:
結果を大事にしたいので100点満点です。

村上様:
8月に施設在宅のお話をCBコンサルティングからいただいて、そこから慌てて準備をしたという経緯があります。

営業活動をCBコンサルティングにお願いする一方で、
薬局側が何を準備したらいいか、という説明があるともっと良かったと思います。

例えば、国に出す資料、居宅療養をする上で患者様との契約書準備、
レセプト請求の仕方や与薬カートの必要性などのマニュアルがあれば非常に楽でした。

先に必要なものや事前知識がある程度わかっていれば、
薬局側としても、急な出費や準備にも対応できるかなと思います。

レセプト請求は、薬局の立場に沿った資料があると嬉しいです。

CBコンサルティングの担当者には、180点ぐらいあげたい気持ちです。
サービス提案のタイミングもとてもよかったです。

CB担当スタッフからのコメント

村上様とのお話の中で今後のビジョンをお伺いし、是非弊社にてエル様の在宅を始めるきっかけ作りをしたいと考えサービスを提案させていただきました。
結果を出せたのはエル様のご協力があったからこそです。

お薬BOXや薬局のPR資料を工夫してご提示いただいたり、
介護施設への訪問時には村上様と藤井様にご同行していただきました。

今後も地域医療を支える益々のご活躍を祈念しつつ、引き続きご支援させていただきます。