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スタッフコラム

当社で実際に承継開業された個人薬剤師と薬局のデータ分析


承継開業する薬剤師と薬局

誰もが一度は考える薬局の独立開業。今ある薬局をそのまま引き継ぐ「個人承継」を実際に行い、独立された個人薬剤師は、どんな方かご存じでしょうか。また、どういった薬局を承継しているのでしょうか。今回のコラムでは、承継支援を行う当社だからこそ、個人承継での独立開業を希望している個人薬剤師と実際に承継された薬局の分析データを公開しつつ取り上げます。

承継開業した個人薬剤師の年齢は50代以上が3割を占める

個人薬剤師の年齢層(上図)当社に登録している開業希望薬剤師と年齢別の割合

当社に登録し独立開業を希望している個人薬剤師の年齢別分布は30代で約3割、40代で約4割、50代以上で約3割となっております。60代以上の方でも1割弱おられる状況です。また、上図のように1日でも早く開業したい、と考える個人薬剤師がいらっしゃる一方で、数年単位で準備をしたのちに開業を志す個人薬剤師も多くいらっしゃいます。結果として、志を持った多くの個人薬剤師が開業という夢をかなえ、地域にとって必要な薬局の存続と発展に貢献されています。

承継した薬局の年間売上は、9割以上が1億円以下

個人承継された薬局の年間売上と技術料分布

(上図)個人承継した薬局の売上規模と技術料分布

当社が支援した個人承継における成約案件の年間売上に注目すると、6,000万円以下での成約は約7割になります。また、年間技術料2,000万円以下の成約実績も約7割です。閉局を選択肢に入れていた薬局経営者様からのご相談では、「この規模の薬局では誰も買ってくれないでしょう?」とおっしゃられることが多いです。しかし実際のところ、「売上高6,000万円以下・技術料2,000万円以下」の薬局規模が、もっとも個人承継しやすい薬局になります。もちろん、開業希望の個人薬剤師が用意できる自己資金額や人材も限られているため、大規模な薬局を承継することが難しい、という一面もあります。言葉を飾らずに言うなら、開業希望の個人薬剤師にとって「ちょうどいい」薬局の規模であり、痒い所に手が届き小回りが利くとして、地域にとっても「ちょうどいい」薬局の存続が望まれているのです。

閉局ではなく、地域に薬局を残す選択肢

当社には、現在勤務薬剤師で独立や開業を希望する方が、およそ2,000名以上ご登録されております。経営者様が「そろそろ閉局しようか」「個人薬局は買い手がつかないだろう」とお考えになる前に、是非一度ご相談ください。あなたの薬局を地域に残す選択肢として、開業希望薬剤師への個人承継をお考えいただければ幸いです。患者様や処方元の先生をはじめ、地域全体にとって、薬局が存続する未来が望まれているのではないでしょうか。

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