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スタッフコラム

薬局における人件費の適正化の悩みは人事制度で解決


コロナ禍になり、薬局の人件費最適化の問題は、以前よりも大きなものになっているのではないでしょうか。
そこで今回は、薬局における人件費の適正化について取り上げてみたいと思います。


薬局経営者の悩みとなっている人件費

  • 今まで人材不足だったため、無理に高い給与設定だったが適正化したい
  • 先行き不透明な状況から、今までの年俸制をやめてしまいたい

など、そもそも労働分配率が高い薬局業界では、企業の永続性を左右する問題です。

「給与を下げられるものなら下げたい!」というお気持の方もいらっしゃるかもしれませんが、
やはり日頃から顔を合わせて仕事をしている従業員に対して気持ちだけでは人件費に梃を入れることはできないでしょう。
(仮に気持ちだけで梃を入れてしまっても労働問題で)

説明可能な仕組みを作り、お互いの共通認識として仕組みをルール化することが必要です。

必要な仕組みこそが「人事制度」

「人事制度」は、企業理念・戦略を等級制度、評価制度、報酬制度の3つの制度へ落とし込み、それぞれを連動させて作ります。

・等級制度:5年後、10年後の理想の薬局像を実現するためにあるべき人物像を役割や責任の観点から設定する
・評価制度:あるべき人物像になるために必要な態度・能力・行動・成果を設定する
・報酬制度:あるべき人物像に還元する金銭的報酬、非金銭的報酬を設定する

簡単ではありますが、上記のような内容を議論し明文化していきます。

「業界ならではの難しさがあるのではないか」
「年俸制を変えるのは簡単ではないだろう」
とさまざまなご意見があるかと思います。

私たちCBコンサルティングでは、人事制度の仕組みを構築するご支援を行っております。
専門のコンサルタントがお話を伺いますので、些細なお悩みでもご相談ください。