2023年2月24日に、CBコンサルティングのコンサルティング事業本部 東日本グループ東京2課 課長の村山悠は株式会社カケハシとの共催で行われたセミナーに登壇いたしました。「元・薬局経営者と語る!企業価値をコツコツ高めるアプローチ~将来の従業員、患者さん、後継者のために~」と題し、自身が父から譲り受けた薬局経営の経験についてお話をさせていただきました。
薬局経営を経験したからこそ分かる親族内承継の難しさとは
本セミナーは、薬局の経営や運営に関わる方向けに、オンラインにて開催いたしました。
村山の講演後、株式会社カケハシの代表取締役社長 中尾豊氏からは、負荷のない形で売上・コストを持続的に改善・安定を図る仕組みを構築する方法について、さらに薬局の企業価値について、中尾氏と村山でディスカッションを行いました。
村山がお伝えしたセミナーの主な内容は
- 企業価値とは
- 親族内承継の経験
- 二代目経営者の経験
- 第三者承継(M&A)の経験
創業者の父から譲り受けた「古き良き薬局」をどのように改革し、業績の改善を図ったのか、その薬局をM&Aという選択肢で承継を決断した理由、さらに、すべての経験を活かすためにCBグループへの入社をなぜ決断したのかについて、赤裸々にお話をさせていただきました。
薬局業界において企業価値を高める必要性
薬局業界は、経営者の高齢化による承継問題をはじめ、医療費抑制に向けた各種報酬改定や新型コロナウイルス感染症拡大など、さまざまな経営課題が資されております。
薬局経営者の皆様は、企業の存続・発展の向け、日々お悩みや課題を感じられているのではないでしょうか。
村山は薬局を引き継ぎ、譲渡するまでの間、従業員、患者様のために、さまざまなことを行ってきました。その一つが企業価値を向上させることです。
結果的にM&Aで事業を譲渡することになりましたが、企業価値があげられたからこそ、従業員や患者様にとっても良い譲渡先を見つけることに成功しました。
質疑応答では、「価値算定で業績が良くなったという結果であったのにも関わらず、薬局経営を続けようと思わなかったのか」などのご質問をいただきました。
村山より、薬局経営をされている経営者様へお伝えしたいこと
登壇させていただきました村山より、薬局経営をされている経営者の皆様へメッセージをお伝えします。
自身の薬局において現状をしっかり把握できておりますか。
CBコンサルティングは、M&A仲介を行っている会社ではありますが、決して売ってくださいとお願いしている訳ではございません。M&Aは、あくまでもさまざまな課題解決の一つの手段です。課題を把握し、何ができるかを一緒に考えさせていただいております。
CBコンサルティングが行っている無料企業価値算定とは、薬局の健康診断や通信簿の様なもので、企業価値の把握に加え、収益力や投資効果、財務改善を図るために活用できる指標の一つです。現状の把握(課題抽出)をし、問題解決を行うことで、企業価値を高めることができます。
CBコンサルティングでは、事例集のプレゼントや各種セミナーを随時実施しております。薬局事業専任の「かかりつけコンサルタント」が多数在籍しておりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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